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第3次自主派遣隊員募集を開始しました
このたび第3次自主派遣隊の募集が開始されましたのでご連絡いたします。

本派遣隊では昨年、一昨年に引き続き今年もいまだ祖国帰還を果たせぬご英霊をお迎えするために活動を予定しております。

今までブログでもたびたびお伝えしておりますが、御遺骨が一番多く残る密林内の環境は大変過酷です。

すさまじい湿気、上り下りが続く険しい地形、足にまとわりつくとげの生えた蔦、マラリア蚊・・・・

私が最初に密林に入って思ったのは「密林内での活動は到底お年寄りには無理だ」ということです。

過酷な環境での活動には若い力が不可欠です!これだけは断言できます。

また、募集要項にもありますが、本活動は決して楽なものではありません。常にご英霊と真剣に向き合い、傷病リスクが伴う、真剣かつ危険な活動です。つきましては興味本位での御志願、御参加は固くお断りいたします。

一人でも多くの力を結集したいと思いますので、ぜひ拡散のほどをお願いいたします。




       ガダルカナル島未送還遺骨情報収集活動

          第3次自主派遣隊員募集要項



◎実施日  平成25年8月17日(土)~8月31日(土)【予定】 13泊15日間 (2週間)

  ※社会人は前半または後半1週間の参加も可とします。

◎活動母体 全国ソロモン会  NPO法人JYMA日本青年遺骨収集団  第二師団勇会

◎発足経緯と目的

 これまで私たちは、ソロモン諸島で亡くなった戦没者の慰霊供養のため、何度も当地を訪れてきました。しかしそこで目にしたのは、未だ祖国に還ることの叶わぬ将兵たちの変わり果てた姿でした。昭和17年8月の米軍のガ島上陸以降、半年に及んだ戦闘では、約2万名以上の軍人・軍属が戦闘のみならず飢えや病で亡くなりました。その多くが過去の遺骨帰還事業で収容されましたが、しかしそれらは主戦場だった地域が中心で、実際にはソロモン戦から70年を経過した今なお、密林の奥深くで祖国からの迎えを待つ人々がいます。私たちはこうした戦没将兵たちの情報を収集し、可能な限り収容に努め、もって慰霊と追悼の誠を捧げたいと考え、平成22年より本活動を開始いたしました。

 私たちの目的は、厚生労働省が実施する海外未送還遺骨情報収集事業に資するため、大東亜戦争中、とりわけガダルカナル島『丸山道』等の密林奥地にて散華された戦没者の遺骨情報収集、または許容される範囲での遺骨収容と慰霊供養を、自己完結型の活動によって自主的に行なうことです。

 本活動は観光旅行ではありません。また思想信条等の議論を目的とするものでもありません。したがって興味本位での参加は固くお断りいたします。

 

上記の主旨に鑑み、有志隊員の条件を下記のように定めます。

◎隊員資格

 

【年齢】19歳~65歳位(未成年および学生は保護者の許可が必要です)

●英霊に対して敬意を払える者

●真面目に協力し合って務めることのできる者

●体力・士気ともに旺盛である者

●命令・指示を遵守できる者

●野営生活に耐え得る者(数日間、密林のテントで生活します)

・英会話力を有する者

・無線、炊事、医療、衛生、撮影(記録)、登山技術等を有する者

・僧侶・神職等の資格を有する者

・遺骨収集活動の経験を有する者、または経験は無くとも事前の研修・訓練に参加する意志のある者

※2月下旬より毎月1回(週末)、説明会・研修会・登山訓練等いずれかを実施致します。ご参加をお願いしております。

※上記9項目のうち、6つ以上の条件を満たした上で志願していただきます(●印は必須条件)。適性次第で、後方支援隊(ホテル常駐)または中継隊(村落常駐)の担当とします。

→4月27日(土)【予定】に面接を2回実施し、適格者のみを有志隊員といたします。

 

※有志隊員には若干の支度金を交付します。

◎募集人員  20名~30名

◎費  用 約30万円程度 (保有する個人装備品の有無、航空券により変動があります。)

◎被  服 制服上下、制帽、ベルトの貸与あり

◎志願書について  こちらからダウンロード出来ます。→平成25年度志願書PDFファイル



※志願書ご提出の締切はありません。しかしながら、2月より毎月、説明会・研修会・登山訓練等を実施致します。よってお早めのお申込みをお勧め致します。

☆志願書の送付先(または質問受付):

〒111-0035 東京都台東区西浅草3-28-1 寿仙院内 ガダルカナル島自主派遣隊事務局  

TEL:: 090-4060-3788 (担当:崎津)

◎活動の実施方法 (概略)

(1)
情報収集活動は、戦友からの直接聴取、戦史書・戦友会出版物、現地案内人や村落での情報を参考に『丸山道』や他の村落等を捜索し、安全な野営地を確保しつつ、自己完結型の活動により残存遺骨情報を収集する。

(2)
活動は安全第一を大前提とし、派遣隊員(日本人若年層有志) 、現地隊員で構成し、それぞれが役割を担い、3個班乃至4個班に分かれ、各所で交代の上、捜索・慰霊・情報収集等を行う。

(3)
事前に厚生労働省並びに現地日本国大使館と連絡・協議をしつつ、確認出来た遺骨は出来るだけ収容し、同大使館に保管を要請するか、厚生労働省の指示に従う。

(4)
未収容でも確認出来た遺骨については、残存遺骨情報記録票等必要な事項を報告書にまとめ、厚生労働省に報告する。

(5)
現地の法令、習慣、信仰、掟等を遵守するとともに、地域の実情や風習には特に配慮し、事故、争い等がないよう厳重に注意する。

(6)
全行程は団体行動であり、隊員は派遣隊長の指示に従って行動する。

(7)
本活動に関する細項は、別途、実施要領に定める。



◎当該調査・活動に関する実績

事前初期調査
平成22年2月
実施済み
全国ソロモン会・日蓮宗僧侶
計2名

政府派遣(分派)
平成22年3月
実施済み
全国ソロモン会・JYMA
計2名
4柱収容

第1次偵察派遣
平成22年9月
実施済み
全国ソロモン会・JYMA
計2名
6柱収容


第2次偵察派遣

平成23年7月
実施済み
全国ソロモン会
計1名


第1次自主派遣

平成23年8月
実施済み
自主派遣隊員
計20名
27柱収容(全体で38柱)


第3次偵察派遣

平成24年5月
実施済み
全国ソロモン会・JYMA
計2名

第2次自主派遣
平成24年8月
実施済み
自主派遣隊員
計24名
7柱収容(全体で85柱)

第4次偵察派遣
平成25年5月
予定
全国ソロモン会・他




◎本活動にご賛同頂ける皆様へ


活動費のご支援をお願い致します。

この活動費とは、お供物、現地調達物資や車両借上げ代等を指します。

ご賛助頂ける方は、下記お振込み先までお願い申し上げます。


東京東信用金庫 三筋支店 (店番号136) 普通 3408803

  (口座名) ガダルカナル島自主派遣隊


※ご賛助賜りました方には、出発前に当隊の実施要領、現地では施主様として慰霊法要時にソロモン諸島方面のご英霊にお名前をお読み上げし、帰国後には写真付活動報告書をお送りさせて頂きます。お手数ですが、下記までご連絡頂きますようお願い申し上げます。

 〒111-0035 東京都台東区西浅草3-28-1 寿仙院内 全国ソロモン会事務局

ガダルカナル島自主派遣隊事務局 (担当崎津) 電話:03-3841-5011 または 090-4060-3788

メール:info@japan-solomon.com

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<告知>

第一次自主派遣隊の活動が「歴史群像」に掲載されました!


2012年8月に行いました第二次自主派遣隊の活動を紹介するスライドがYOU TUBEにて公開されましたのでご紹介いたします。




第一次自主派遣隊のスライドも引き続き公開中です!


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2013/01/21(Mon) | 告知、ごあいさつetc | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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