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謹賀新年
2013年新年明けましておめでとうございます!
今年も一年よろしくお願いいたします!


さて、このブログも開設した2010年12月26日より数えること、今年で早くも3年目に突入しました。

今後ともあまり更新頻度は多くないかもしれませんがより多くの派遣隊の活動や現地ソロモンの状況、戦史のことなどを皆様にお伝えしてゆきたいと思っております。

2013年最初のブログでは書籍の紹介をいたしたいと思います。


われソロモンに死すとも

潮書房光人社 NF文庫 2012
われソロモンに死すとも―ガダルカナル戦記 (光人社NF文庫)われソロモンに死すとも―ガダルカナル戦記 (光人社NF文庫)
(2012/11/30)
「丸」編集部

商品詳細を見る


戦史ものには定評のある光人社NF文庫からの一冊になります。
以前軍事雑誌 月刊「丸」に寄稿されたソロモンでの体験談を5編まとめたものになります。

ガ島に上陸した海軍陸戦隊の方の体験談もあれば、ニューギニアでの体験談も含まれています。この中の1編に当派遣隊が一昨年活動した第一野戦病院におられた軍医の方による手記があります。
手記には当時の野戦病院内の状況がいかに悲惨なものであったのか、「死屍累々」といった言葉がまさに当てはまる状況であったことが読み取れます。

これを読んで改めてまた、ガ島にゆかねばならないと痛感した次第です。

5編の中の1編はガ島上陸からで戦死する直前まで記された鈴木正光陸軍中尉の日記なのですが、最後にこの日記の1月1日の部分を記載し終わりとしたいと思います。

(以下本文ママ)

 1月1日(注、昭和十八年)
 きのう、観測所より下りしものは段列にも泊まりえず、段列より直接自生地にきたりてそこにて休みあり。それにても一月一日の朝食をかろうじて段列においてなし、それらの者のところにきたる。
 一月一日のそれらの者のまず食せし馳走は何ぞや。椰子パンといえる椰子の実なり、哀れというべし。今日が元旦なり。門松もなく、餅もなく、トソもなく、これが元旦か。暑き地の元旦、一生においてもっとも深刻に心にきざまるべき元旦なり。
 自生地における幕舎設備、それもきょうの仕事、みずから食うものを探す、それもきょうの仕事、思い出となるべき元旦なるかな。
 夕方、岡本、椰子パンの古きものを海水にてゆでてくる。正月用品受領に行きし近藤、長田、各人に行きわたるごとく牛野菜の罐詰を受領しきたる。それに煙草、栄養精二粒、心合える指揮小隊の者ばかり五名、いずれも舌鼓をうつ。長きこと満足に味のつけるものを食いたることなきにうまく、味つきたる牛野菜の罐詰を食う時の気持は、じつにこれのみにて元旦なりという気持して、満足なりと思いたり。
 椰子パンをゆでし海水もちょうどスープのごとく、ゆでし椰子パンも何か野菜により、かんたんなる西洋料理のごとく舌を焼傷し、さらに昼間たおせし椰子の汁やら新芽やらにて、食いすぎるほど食うことのできたる元旦。みずから満足すべきにあらずや。
 夜、星空に天幕をかぶり、蚊と戦いつつ寝ぬ。これも印象に残るべき正月なり。将来においておそらくこの正月こそ、最も印象に残るべく、また残らん。


野戦重砲兵第四聯隊 指揮小隊長 陸軍中尉 鈴木正光  昭和十八年一月二十七日 戦死



ちなみに昨年の元旦は若林 東一 陸軍大尉の電文を紹介させていただきました。



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<告知>

2012年8月に行いました第二次自主派遣隊の活動を紹介するスライドがYOU TUBEにて公開されましたのでご紹介いたします。




第一次自主派遣隊のスライドも引き続き公開中です!

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2013/01/06(Sun) | 告知、ごあいさつetc | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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